...壁がぱくりと口を開いた...
海野十三 「海底都市」
...はいったところをぱくり...
海野十三 「恐竜島」
...さもなければこの辺(へん)の名物である白熊に頭からぱくりとやられて...
海野十三 「大空魔艦」
...ぱくりと一口にのみこんでしまいました...
鈴木三重吉 「やどなし犬」
...火影を慕つた大鯰が偶にぱくりと水音をさせて...
薄田泣菫 「雨の日に香を燻く」
...餌をもとめて水腐れのした塵つ葉か何かをぱくりと銜へ込み...
薄田泣菫 「独楽園」
...細君も終に大きな口をぱくりと開けて堪へ切れずに笑ふ...
高濱虚子 「俳諧師」
...細君は意を得たらしくぱくりと口を開けて笑つたが...
高濱虚子 「俳諧師」
...大きな口をぱくりと開けて「おや塀和さん」と言つた細君の聲は昔とあまり變りは無いが...
高濱虚子 「俳諧師」
...口をぱくりと開けて眼をぎろぎろとさしているところであった...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...水をかけてやると、ぱくりぱくりと、それを吸う...
豊島与志雄 「奇怪な話」
...またぱくりと口を開いていた...
豊島与志雄 「古井戸」
...彼がぱくりと口を開(あ)いて上から鼻の先へ出された餅菓子(もちがし)に食いついたという話を聞いたのであった...
夏目漱石 「明暗」
...口(くち)でぱくりと受(う)けとめました...
新美南吉 「牛をつないだ椿の木」
...ぱくりと一口で喰べられてしまふだらう...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...ぱくりと喰いつきそうにして...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...とつさに身をかはしたが早いかあべこべに敵の頭の下を狙つて、ぱくりと、喰(く)ひつきました...
宮原晃一郎 「動く海底」
...ぱくりと口をあくのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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