...往(ゆ)きつけの料理屋で晩食(ばんめし)を食つた...
薄田泣菫 「茶話」
...晩食(ばんめし)の給仕に出た女中は愛知の者であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...仕方がないから晩食(ばんめし)を済ましてその晩はそれぎり寝る事にした...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...却つて不愉快な感に打たれたかも知れないのである代助は晩食(ばんめし)も食(く)はずに...
夏目漱石 「それから」
...そうして晩食(ばんめし)の時刻になって...
夏目漱石 「道草」
...晩食(ばんめし)を済まして...
夏目漱石 「門」
...宗助と御米は洋灯(ランプ)を点(つ)けてちょうど晩食(ばんめし)を始めたところであった...
夏目漱石 「門」
...晩食(ばんめし)まで動かなかった...
夏目漱石 「門」
...さうして緩(ゆつ)くり晩食(ばんめし)を食(く)はうと思(おも)つて...
夏目漱石 「門」
...晩食(ばんめし)の後(のち)御米(およね)と一所(いつしよ)に又(また)縁側(えんがは)へ出(で)て...
夏目漱石 「門」
...晩食(ばんめし)迄(まで)動(うご)かなかつた...
夏目漱石 「門」
...ただ午餐(ひるめし)と晩餐(ばんめし)の前に火酒(ウォツカ)を一杯やるだけで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...晩飯(ばんめし)なしに歩くのだ」晩飯(ばんめし)ということばに...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...晩飯(ばんめし)にいもがもらえなくっても...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...「晩飯(ばんめし)の代わりにきさまにやるわ」この残酷(ざんこく)なじょうだんが罰(ばっ)せられないはずの子どもたちみんなを笑(わら)わせた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...ガスパールおじさんはわたしたちを晩飯(ばんめし)に招待(しょうたい)してくれることになった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...従ってもっと楽しかるべき晩食(ばんめし)になると...
宮本百合子 「或る日」
...何となれば今まで随分晩餐(ばんめし)の二度食(ぐい)なんぞを遣(や)っても平気だったもの...
村井弦斎 「食道楽」
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