...ずいぶんばかげているにちがいない...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...ばかげている...
太宰治 「春の盗賊」
...その通(とお)りだ……ばかげている...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...二つ並べて見るとじつにばかげている...
夏目漱石 「三四郎」
...ばかげている」「文芸時評から原稿料をくれたか」「原稿料って...
夏目漱石 「三四郎」
...いわれたままに遊ぶというのは何となくばかげているように子供には思えるのである...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...計画犯行と関連づけるのは、ばかげている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...お願いは極めて異例でばかげていると思われるでしょうが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...殺されたというのはばかげている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...まったくばかげている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...「ばかげている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...署名入りの無心の手紙を方々へ出したりするんじゃないよ」「それがばかげていることは...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...百年前に我々が生きていなかったことを嘆くのと同じくばかげている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...夢のことなどをそんなふうに思うのはばかげているかもしれない...
山本周五郎 「契りきぬ」
...凉軒の槍はばかげているし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...強烈な感動は(いま思うとばかげているが)かなりはっきり思いだすことができた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...ばかげているぞ、よく胸に手を当てて考えてみろ、幕府が何ものだ! あれは王廷(おうてい)の番頭で、番頭でありながら、主家をないがしろにし、民税をくすね、巧妙な組織のもとに、十余代二百幾年、ていよく栄華をぬすんできた悪の府ではないか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...(ばかげている!)自嘲して――さっさと笈(おい)ずるの側へゆき...
吉川英治 「宮本武蔵」
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