...そう云う御見舞物を辱(かたじけな)くしたばかりじゃない...
芥川龍之介 「上海游記」
...まっ暗な空虚ばかりであるように思い出すと...
有島武郎 「或る女」
...そんなに自分ばかりに没頭のできるはずはありませんよ...
伊藤野枝 「転機」
...未だ二十ばかりにぞ見え給ふ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...道に迷ふばかりでなく...
種田山頭火 「行乞記」
...其処に気の合つた悪党ばかり寄せ集め...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...単なる好奇心からばかりではないような気がした...
豊島与志雄 「反抗」
...久米郡の梅本村へ少しばかりの土地を買って家屋を建築した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...馬鹿馬鹿(ばかばか)しい感情はないですが...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...わづかばかりの目腐(めくさ)れ金(がね)に人の足を運ばせるはかへつて素人(しろうと)に多し...
永井荷風 「桑中喜語」
...若い者のすることは氣に入らないことばかりですよ」半助はすね者らしい眼を光らせました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少しばかり卑下慢(ひげまん)な調子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る眼にも笑止(しょうし)なばかりであった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...月も天心からそれに耳傾けるかと思はれるばかり……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...これで口ばかしで案外気が小ツちやいのね...
牧野信一 「妄想患者」
...水温(ぬる)むといいたげないろをめっきり川面へただよわせてきているすみだ川の景色もきょうばかりは曇り日のよう暗く見えた...
正岡容 「小説 圓朝」
...手を取らんばかりにして...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ついぞ笑顔一つも見せず警戒ばかりに終ったボーイも...
横光利一 「旅愁」
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