......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...はんこで捺(お)したように同じであった...
海野十三 「火星兵団」
...「判子(はんこ)を...
海野十三 「空襲葬送曲」
...帆村はんこそうちのため何度も危ない目におうてでして...
海野十三 「蠅男」
...実印のはんこはおしませんよ...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...狂歌の流行はここに摺物(すりもの)と称する佳麗なる板物(はんもの)並に狂歌集絵本類の板刻(はんこく)を盛んならしむるに及びて...
永井荷風 「江戸芸術論」
...殊にその晩年安政時代の板行(はんこう)にかかる名所江戸百景の如き...
永井荷風 「江戸芸術論」
...ここに浮世絵と狂歌とは絵本及(および)摺物(すりもの)の板刻(はんこく)によりて互に密接なる関係を有するに至れり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...公方様(くぼうさま)の悪口でも何でもこうして版行(はんこう)になって出るんだ」「それだってお前...
中里介山 「大菩薩峠」
...形式的で――まるで版行(はんこう)におしたような事をぺらぺらと一通り述べたが以上...
夏目漱石 「野分」
...ほんとに云はんこつちやない‥‥‥』と...
南部修太郎 「疑惑」
...テラテラに禿げた赭黒い瘢痕(はんこん)が右の眼尻から顳一帯に隆起し...
久生十蘭 「湖畔」
...札木合(ジャムカ)札荅蘭族(ジャダランぞく)藩公(はんこう)三十歳合爾合(カルカ)姫札木合(ジャムカ)の室 二十歳台察児(タイチャル)札木合(ジャムカ)の弟 二十八歳札荅蘭族(ジャダランぞく)の参謀...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...巡査に反抗(はんこう)したことを証明(しょうめい)すれば...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...警官(けいかん)や監察官(かんさつかん)に反抗(はんこう)すると...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...はんこを捺して人間の身柄(みがら)を引取ったこともはじめてだったが...
室生犀星 「生涯の垣根」
...これはわたくしので」縫っているのは女の脚絆甲掛(きゃはんこうがけ)である...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...小屋の背なかが半焦(はんこ)げになっている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索