...藩侯(はんこう)之を患(うれ)へ...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...強ひて伴はんことは君が本意にもあらざるべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...兵士は人を攘(はら)はんことに力を竭(つく)せり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...毫(すこ)しも心をおかで家に在る如く振舞はんことを勸めたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...椅子と共に半転(はんころ)がりとなって...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...はんこを捺(お)したように同一の配列...
海野十三 「大脳手術」
...はじめは頑強(がんきょう)に犯行(はんこう)を否認(ひにん)した...
大下宇陀児 「金魚は死んでいた」
...天下の邪法を正し給はんこそ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...公方様(くぼうさま)の悪口でも何でもこうして版行(はんこう)になって出るんだ」「それだってお前...
中里介山 「大菩薩峠」
...青年の態度からは次第に反抗(はんこう)の色が消えて...
中島敦 「弟子」
...味方は味方と板行(はんこう)で押したように考えないで...
夏目漱石 「坑夫」
...瘢痕(はんこん)を結んだりして...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...又は茶色に変色した虐待致死の瘢痕(はんこん)を砥(といし)の粉で蔽(おお)うて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...強きは救はんことを思ふ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...性来の叛骨(はんこつ)とみえる...
吉川英治 「三国志」
...城内の藩庫(はんこ)も...
吉川英治 「新書太閤記」
...――かくてここ翠屏山(すいへいざん)における“潘巧雲(はんこううん)殺し”の一場面は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また「頌(じゅ)につくらずとも心に思はんことを書き出し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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