...晴々(はればれ)とした微笑を浮べて...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...はればれした笑い声をあとに残して...
芥川龍之介 「偸盗」
...気もはればれとして...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...白雲の退(ひ)き去るにしたがって彼等も晴々(はればれ)しい心になるかして...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...気がはればれして来て...
大杉栄 「男女関係について」
...はればれした笑顔で出て来て...
徳田秋声 「爛」
...もっとはればれとかがやいていました...
豊島与志雄 「銀の笛と金の毛皮」
...空ははればれ朝のお日様アおめへをうるほす酒でねえかヨ……寒げな森が...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...晴々(はればれ)しい心持のする眸(ひとみ)を有(も)っていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...少し寝不足で疲れてはいるがはればれした面持(おももち)で坐っていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...三田ははればれした顏つきで宿に歸つた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...拘泥(こうでい)のないはればれした快活さが...
室生犀星 「みずうみ」
...それではればれして来たわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...心もはればれとして...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「七羽のカラス」
...気もはればれとして...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...なにやらはればれとした顔つきをしていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...はればれと床を出て...
吉川英治 「親鸞」
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