例文・使い方一覧でみる「はらっ」の意味
スポンサーリンク...いまや木々は葉の帽子を脱いで銀髪の冬に敬意をはらっている... 
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...必ず馬にまたがるごとく落着きはらって滑走する...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...日本の燃えやすい市街を焼きはらってやろうというのが...
海野十三 「空襲警報」
...平生おちつきはらっている帆村としては...
海野十三 「爆薬の花籠」
...卑怯者の刃おちつきはらっているのも道理！ このお小姓は家老石藤左近将監（さこんのしょうげん）などの支配をうける...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...マグロアールが天井や壁のほこりをはらったり洗ったりして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...減ってゆくのが普通だよ」Ｋはこんな話にほとんど注意をはらっていなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...出はらったか」「さきほどお城からお下りになりますと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...髭（ひげ）のちりをはらって...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...考え研究する能力ある人々を追いはらった...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...五時間だけ働いて五時間で暮せる賃金をはらって...
宮本百合子 「幸福の建設」
...折々車掌さんがヘッドの方へ出てはらって又進みます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...部屋の者が出はらっているのを見て...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...おちつきはらって睨んでおり...
山本周五郎 「青べか物語」
...安心して料理するがいい」手下どもを追いはらって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...根来（ねごろ）の霊山（れいざん）を焼（や）きはらって惜（お）しまぬ荒武者（あらむしゃ）のわらじにも...
吉川英治 「神州天馬侠」
...野（の）ねずみめ！」そろそろその舌（した）の鞘（さや）をはらって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...くっついてる土は、足ではらって、あとの穴を埋（う）めとく...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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