...便所(はばかり)へ行く時小使室の前を通ると...
石川啄木 「病院の窓」
...昼は人目をはばかり...
井上円了 「おばけの正体」
...はばかりとは方角が違う...
江戸川乱歩 「接吻」
...はばかりはどこでせうかしら...
太宰治 「陰火」
...」「はばかりながら三尺五寸だ...
太宰治 「黄村先生言行録」
...便所(はばかり)へ往ったのでしょうか」松山はまぜかえした...
田中貢太郎 「春心」
...便所(はばかり)へ往って賽ころを揮ってるのだと云ってたぜ」「うん」半ちゃんは真顔になっていた...
田中貢太郎 「春心」
...はばかりながら私などは野次馬学の優等で...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...はばかりながらこちとらのたんすは鍵がきけば不思議なくらいのものだ」「でも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...祖母はその間に厠(はばかり)へゆくふりをして...
長谷川時雨 「西川小りん」
...はばかりから出て来ると...
林芙美子 「新版 放浪記」
...はばかりながら天下無敵...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...「はばかりさまだね...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...羽織を着てはばかりに往く用意をする...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...という軽井沢でのはばかりの声は耳にあるが...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...はばかりながら御相手を致すであろう」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...建安十二年十二月吉日再拝「帋筆(しひつ)をお下げあれ」「おすみになりましたか」「先生がお帰りになられたらはばかりながらこの書簡を座下に呈して下さい」云いのこして...
吉川英治 「三国志」
...厠(はばかり)の戸のさるがカタンといった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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