例文・使い方一覧でみる「はねばし」の意味
スポンサーリンク...丈夫な木造の刎橋（はねばし）の上に前よりも声高く鳴りひゞいて... 
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...他所（よそ）の別荘の刎橋（はねばし）が...
泉鏡花 「悪獣篇」
...刎橋（はねばし）をしょんぼりと...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...跳橋（はねばし）まで懸っているという...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...その前に堀の跳橋（はねばし）が吊り上げられているのが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...女郎屋の裏木戸ごとに引上げられた幾筋の刎橋（はねばし）が見えた...
永井荷風 「里の今昔」
...また女郎屋の裏木戸ごとに引上げられた幾筋の刎橋（はねばし）が見えた...
永井荷風 「里の今昔」
...そして刎橋（はねばし）のあった娼家で...
永井荷風 「里の今昔」
...梯子は刎橋（はねばし）のようにはね上ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...肩に一人の人を引掛けて刎橋（はねばし）を跳（おど）り越えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...白城の刎橋（はねばし）の上に騎馬の侍が一人あらわれる...
夏目漱石 「幻影の盾」
...刎橋（はねばし）を鉄鎖に引けば人の踰（こ）えぬ濠（ほり）である...
夏目漱石 「幻影の盾」
...おとつさんは刎橋（はねばし）の番屋に居るよと習はずして知るその道のかしこさ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...おとつさんは刎橋（はねばし）の番屋に居るよと習はずして知る其道のかしこさ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...むゝ美登利さんはな今の先己れの家の前を通つて揚屋町の刎橋（はねばし）から這入つて行た...
樋口一葉 「たけくらべ」
...裏の撥橋（はねばし）が下りてて...
広津柳浪 「今戸心中」
...雪明りの夜の吉原の撥橋（はねばし）...
正岡容 「下町歳事記」
...大手の刎橋（はねばし）の朽（く）ちた部分を修繕（なお）しているのだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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