...境遇の差があまりにはなはだしいから...
伊藤左千夫 「去年」
...境遇の差があまりにはなはだしいというのもそこだ...
伊藤左千夫 「去年」
...皮膚は破れ腸は流れ出し全部はなはだしい悪臭を放っている...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...さらに懸隔のはなはだしい野蛮人種は犬猫同然に文明人種に飼われざる以上は続々死に絶えてしまう...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...あるいはそれよりもなおいっそうはなはだしい割合で...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...虚栄は芸術家公衆いずれにおいても同情心を害することはなはだしいものである...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...彼は遠方からこの力の差のはなはだしい格闘を望み見た――黒側は何しろ赤の二倍の大きさであった――彼は急ぎ足で近より...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...われわれは安心して現在の日本の天然の環境がそのままにわれわれ祖先の時代のそれを示していると仮定してもはなはだしい誤謬(ごびゅう)に陥る心配はないであろうと思われる...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...統率者の死後これらが四散しけんかを始めたのはやはり個性のはなはだしい相違から来るのである...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...しかも手も足も出ぬ者どもに対する怖(おび)えようもはなはだしいではないか...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...かくのごとき事こそ悪い意味における表裏の最もはなはだしいものである...
新渡戸稲造 「自警録」
...はなはだしいというべきである...
蜷川新 「天皇」
...より一層はなはだしい程度に...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...はなはだしい害をば受けずにすんだのであるけれども...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...虫とその居場所とのにおいはこの上もなく臭気のはなはだしいものであった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...またあなたとは年齢(とし)の差のはなはだしい良人(おっと)を軽蔑(けいべつ)したくもなるでしょうけれど...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人の転変(てんぺん)はあまりにはなはだしい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あまりにはなはだしい外国崇拝ではないか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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