例文・使い方一覧でみる「はてな」の意味


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...――「ま、待って、」はてな、と夫人は、白き頸(うなじ)を枕(まくら)に着けて、おくれ毛の音するまで、がッくりと打(うち)かたむいたが、身の戦(わなな)くことなお留(や)まず...   ――「ま、待って、」はてな、と夫人は、白き頸を枕に着けて、おくれ毛の音するまで、がッくりと打かたむいたが、身の戦くことなお留まずの読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...「はてな、どういう意味かしらん」課長は、ひとりごとを言うと、腕を組んで考えこんだ...   「はてな、どういう意味かしらん」課長は、ひとりごとを言うと、腕を組んで考えこんだの読み方
海野十三 「火星兵団」

...「はてな、――」と思うまもなく身体は停った...   「はてな、――」と思うまもなく身体は停ったの読み方
海野十三 「大空魔艦」

...「はてな、すぐ隣りにいたのに、これは何としたものじゃ」怪量は四辺(あたり)に用心しながらその傍へ近づいた...   「はてな、すぐ隣りにいたのに、これは何としたものじゃ」怪量は四辺に用心しながらその傍へ近づいたの読み方
田中貢太郎 「轆轤首」

...「はてな、懷(ふとこれ)え入(せ)えた筈(はず)だつけが」と兼(かね)博勞(ばくらう)は懷(ふところ)から周圍(あたり)を探(さが)して側(そば)へ落(お)ちた小(ちひ)さな紙包(かみづゝみ)を手(て)にして「こうれ、うめえ物(もの)見(み)ろえまあ」といつて開(あ)けて見(み)ると一寸(すん)ばかりの蟷螂(かまきり)が斧(をの)を擡(もた)げてちよろちよろと歩(ある)き出(だ)した...   「はてな、懷え入えた筈だつけが」と兼博勞は懷から周圍を探して側へ落ちた小さな紙包を手にして「こうれ、うめえ物見ろえまあ」といつて開けて見ると一寸ばかりの蟷螂が斧を擡げてちよろちよろと歩き出したの読み方
長塚節 「土」

...はてなと明け放した椽側から上(あが)って主人の傍(そば)へ寄って見ると見馴れぬ客が来ている...   はてなと明け放した椽側から上って主人の傍へ寄って見ると見馴れぬ客が来ているの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...はてなと腕(うで)の組(く)まれて...   はてなと腕の組まれての読み方
樋口一葉 「われから」

...家内の容子をうかがったが――――はてな――と...   家内の容子をうかがったが――――はてな――との読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...帰って来ねえ」「はてな...   帰って来ねえ」「はてなの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...「はてな、ことに依ったら今のも、いつか梅茶亭の戻りに新九郎を横奪りしたあの女郎かも知れぬ、む……」深見重左はクルリと笠を廻して、連れている四、五人の武士の中から一人をで招き寄せた...   「はてな、ことに依ったら今のも、いつか梅茶亭の戻りに新九郎を横奪りしたあの女郎かも知れぬ、む……」深見重左はクルリと笠を廻して、連れている四、五人の武士の中から一人をで招き寄せたの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...「はてな? この城中に美妓がいるな...   「はてな? この城中に美妓がいるなの読み方
吉川英治 「三国志」

...「……はてな?」風の音にも心をおく身である...   「……はてな?」風の音にも心をおく身であるの読み方
吉川英治 「三国志」

...「――はてな...   「――はてなの読み方
吉川英治 「三国志」

...はてな?菊王はまたしても...   はてな?菊王はまたしてもの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...誰が、そのような手にたぶらかされようぞ)と、相手にする者もなかったが、やがて半年経ち、一年経っても、彼の母につくす様子に少しも怠りがみえないのみか、世間の人々に対しても、思いやり深く、老幼にやさしく、身は奢(おご)らず、人には施(ほどこ)すという風なので、(はてな?)と、人々の視る眼がようやくちがってきたところへ、その老母が病んで逝去(みまか)ると、生信房のなげきは傍目(はため)にも痛々しいほどで、幾日も食を断って、母の墓掃(はかはき)に余念なく暮している様子を見、(いよいよ本ものだ)と、彼の今日(こんにち)を、世間で認めてきたのであった...   誰が、そのような手にたぶらかされようぞ)と、相手にする者もなかったが、やがて半年経ち、一年経っても、彼の母につくす様子に少しも怠りがみえないのみか、世間の人々に対しても、思いやり深く、老幼にやさしく、身は奢らず、人には施すという風なので、と、人々の視る眼がようやくちがってきたところへ、その老母が病んで逝去ると、生信房のなげきは傍目にも痛々しいほどで、幾日も食を断って、母の墓掃に余念なく暮している様子を見、と、彼の今日を、世間で認めてきたのであったの読み方
吉川英治 「親鸞」

...はてな? ……それやあどういう理(わけ)でございましょう」「だからわたしが断っておいたじゃないか...   はてな? ……それやあどういう理でございましょう」「だからわたしが断っておいたじゃないかの読み方
吉川英治 「春の雁」

...はてな、どうしておれは今夜に限って、こう量を超えて飲んでしまったのか? ――武蔵は苦しいので軽い悔いを胸先へ呼びおこした...   はてな、どうしておれは今夜に限って、こう量を超えて飲んでしまったのか? ――武蔵は苦しいので軽い悔いを胸先へ呼びおこしたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...「……はてな、この道へ来たのは、方角を取り違えたのではないか...   「……はてな、この道へ来たのは、方角を取り違えたのではないかの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「はてな」の書き方・書き順

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