...初春(はつはる)の長閑(のどか)な空気を無遠慮に震動させて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...私(わた)しも取る年に候えば初春(はつはる)の御雑煮(おぞうに)を祝い候も今度限りかと……何だか心細い事が書いてあるんで...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...初春(はつはる)に...
長谷川時雨 「吾が愛誦句」
...初春(はつはる)ひがむ気短(きみじ)かな鵯鳥(ひよどり)は木末(こずゑ)の雪を揺りこぼし...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...初春(はつはる)をむかえたのであるが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...『初春(はつはる)早々...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...初春(はつはる)らしい太神楽(だいかぐら)のお囃子(はやし)が鳴りだした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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