...かつとはち切れるほど顔のほてるのを覚えた...
有島武郎 「お末の死」
...内部からはち切れるやうに湧き出て来る命の力は...
有島武郎 「お末の死」
...香りの高いはち切れるような女の肉体が感ぜられる...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...はち切れるような元気さをもって...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...お前はまたふつくりと下膨れに膨れた自分の下腹にはち切れるばかりの卵子の成熟を見つけるだらう...
薄田泣菫 「独楽園」
...果実の肉がはち切れるほど水気を持っていることとて歯をあてたとたんにぽんと音高く割れ冷い水がほとばしり出て鼻から頬までびしょ濡(ぬ)れにしてしまうほどであった...
太宰治 「ロマネスク」
...のんびりした若々しさが彼等の顔をはち切れるように肥らせて...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...お腹(なか)がはち切れるほど食べてやるわ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...はち切れるばかりにふくれ返って苦しがって生存している...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...はち切れるばかりだった御手洗君は...
野村胡堂 「胡堂百話」
...それぞれみなはち切れるほど水素瓦斯が詰められていたほか...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...東北のさるところから屆いたはち切れるほど部厚な封書は...
秘田余四郎 「字幕閑話」
...はち切れるほど元気に満ちていたので...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...懐ろは書物ではち切れるようであつた――)...
牧野信一 「大音寺君!」
...だんだんはち切れるような嬉しさが...
正岡容 「小説 圓朝」
...いやもうはち切れるほどの大入りだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...邪氣の無い健康な肉體にはち切れる程漲つて居る若々しい血色は...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...日本の古い建築や彫刻に対する強烈な関心で小柄な体がはち切れるやうになつてゐた...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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