例文・使い方一覧でみる「はち切れそう」の意味
スポンサーリンク...彼は憤激ではち切れそうになった... 
有島武郎 「親子」
...頬をはち切れそうにして笛を吹かせたりして...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...金博士が暁の寒冷（かんれい）にはち切れそうなる下腹（したばら）をおさえて化粧室にとびこんだとたん...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...両青年の筋肉ははち切れそうに緊張していった...
江戸川乱歩 「影男」
...はち切れそうな好奇心に...
江戸川乱歩 「影男」
...はち切れそうな魚の腹を指先でちょっと弾いてみたりした...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...早くからその評判ではち切れそうだった...
谷譲次 「踊る地平線」
...彼の心臟ははち切れそうに高鳴った...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...はち切れそうな土産物を抱いて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...あゝ私の胸は嬉しさではち切れそうだった...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...何処か三畳の部屋いっぱいが女の息ではち切れそうな思いだった...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...はち切れそうな娘が...
原民喜 「秋日記」
...もう少しで熟した汁ではち切れそうになっているように思いました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...心配ではち切れそうになった子供は...
宮本百合子 「雨と子供」
...はち切れそうな筋肉の波が...
横光利一 「旅愁」
...はち切れそうな肉体である...
吉川英治 「私本太平記」
...そのはち切れそうな腹を撫（な）でる...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...そのはち切れそうな腹を撫でる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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