例文・使い方一覧でみる「はだ」の意味


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...甚(はなはだ)薄命な美人だった...   甚薄命な美人だったの読み方
芥川龍之介 「上海游記」

...膚(はだ)があたたかじゃに因って人間よ...   膚があたたかじゃに因って人間よの読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...清水の滴々(したたり)膚(はだえ)を透(とお)して...   清水の滴々膚を透しての読み方
泉鏡花 「活人形」

...人膚(ひとはだ)が背後(うしろ)から皮を透(とお)して透いて見えます位...   人膚が背後から皮を透して透いて見えます位の読み方
泉鏡花 「伊勢之巻」

...悲哀を愛するの甚(はなはだ)しきは...   悲哀を愛するの甚しきはの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...男勝りの親分肌(はだ)な気象から好意で云ってくれていることがよく分るし...   男勝りの親分肌な気象から好意で云ってくれていることがよく分るしの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...従来の研究では鳥の嗅覚ははなはだ鈍いものとされている...   従来の研究では鳥の嗅覚ははなはだ鈍いものとされているの読み方
寺田寅彦 「とんびと油揚」

...憐(あわ)れな一牧師にとってははなはだ不遜(ふそん)なことである...   憐れな一牧師にとってははなはだ不遜なことであるの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...私が正直なことはだれにきいてもわかります...   私が正直なことはだれにきいてもわかりますの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...足袋はだしの両脚とも凍りきって...   足袋はだしの両脚とも凍りきっての読み方
永井荷風 「雪の日」

...跣足(はだし)で庇を渡るやうなことをしないと思つたから...   跣足で庇を渡るやうなことをしないと思つたからの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...平次が來たと聽いて跣足(はだし)で飛び出しました...   平次が來たと聽いて跣足で飛び出しましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...他の植物の葉とはだいぶ葉形が異なっている...   他の植物の葉とはだいぶ葉形が異なっているの読み方
牧野富太郎 「植物知識」

...この条項ははなはだ傲慢笑止な法律であって...   この条項ははなはだ傲慢笑止な法律であっての読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...それはカロリーであった……かれはだまって泣(な)いていた...   それはカロリーであった……かれはだまって泣いていたの読み方
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」

...はなはだ温ならず...   はなはだ温ならずの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...糊(のり)の利(き)いた診察服の前をはだけて...   糊の利いた診察服の前をはだけての読み方
夢野久作 「復讐」

...賈の態度ははなはだ立派であった...   賈の態度ははなはだ立派であったの読み方
吉川英治 「三国志」

「はだ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「はだ」

「はだ」の英語の意味


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