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饗庭篁村 「木曾道中記」
...即ち下等な酒場や旅籠(はたご)屋に於る絵画や情趣を思い浮べざるを得なかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この町の旅籠(はたご)じゃよ...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...挙句(あげく)が江戸の馬喰町(ばくろちょう)に落付いて旅籠屋(はたごや)の「ゲダイ」となった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...旅籠銭(はたごせん)の代りに...
薄田泣菫 「茶話」
...旅宿(はたご)賃もかゝらないのだから...
薄田泣菫 「茶話」
...もし万一のことがあっては旅籠(はたご)としての瑕(きず)にもなると思ったので強(し)いて止めようとした...
田中貢太郎 「山寺の怪」
...旅籠(はたご)気分に慣れていたせいでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...真一文字に旅籠町(はたごちょう)の方へ飛びます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこにはわびしい旅籠屋(はたごや)なんぞもあったはずだ...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...こゝはいくさの跡とてはたごやはまだ何となく騒がしきに強ひて一夜の憐を請ふて木枕の痕(あと)を頭にぞ残しける...
正岡子規 「日光の紅葉」
...元旅籠(はたご)町道場へだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ほかの旅籠(はたご)へ更(かわ)りましょう...
吉川英治 「黒田如水」
...――どこの旅籠(はたご)だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大和の法隆寺に近い町の旅籠(はたご)で会った時からすでに七...
吉川英治 「親鸞」
...ほんとにひどい旅籠(はたご)だこと……...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...田無(たなし)の宿(しゅく)の草旅籠(くさはたご)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...本陣めいた大きな旅籠(はたご)はなかった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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