...怪しい客にはぜひお目にかかりたい」「先生はかわっていますね...
海野十三 「金属人間」
...まとまった意味を表すためにはぜひこの切字というものが必要になる...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...彼はぜひとも家をどうにかしなければならない羽目になっていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...小さく、はぜる音がした...
直木三十五 「南国太平記」
...お君はぜひなくそのあとをついて行きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぜんそく持(も)ちの痰(たん)のような音(おと)はぜんぜんしなかった...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...肉がはぜてゐるぜ」源吉は敢然(かんぜん)としました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...パチパチと物のはぜる音...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...凄(すさ)まじくはぜてゐるのを見て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それにしては話声もせず篝(かがり)の爆(はぜ)る音も聞えぬのは何故であろう? いや...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...天候はぜんぜん予想を裏切って素晴らしく晴れ上がってしまった...
松濤明 「春の遠山入り」
...その子ののこした縁故から一家に名誉の及ぶことで慰めるほどの好意はぜひとも自分の見せてやらねばならないのが道であると薫は思った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...六 九時三十分)今日は夕景に沙魚(はぜ)を釣った...
山本周五郎 「青べか日記」
...犠牲はぜひがないとしても最小限にとどめねばならぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...堀尾殿はぜひ御左右にお加え下されませ...
吉川英治 「新書太閤記」
...賃雇(ちんやと)いで連れて来たこれらの雑人(ぞうにん)はぜひもない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...(あれはぜひとも...
吉川英治 「松のや露八」
...……娘! この上はぜひもない...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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