例文・使い方一覧でみる「はじらい」の意味


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...少女のようにはじらいながら...   少女のようにはじらいながらの読み方
海野十三 「火薬船」

...それが少しのはじらいもなく...   それが少しのはじらいもなくの読み方
江戸川乱歩 「影男」

...はじらいの表情があった...   はじらいの表情があったの読み方
高見順 「いやな感じ」

...はじらいを...   はじらいをの読み方
太宰治 「虚構の春」

...人は私の含羞(はじらい)多きむかしの姿をなつかしむ...   人は私の含羞多きむかしの姿をなつかしむの読み方
太宰治 「虚構の春」

...そのようなヴィナスの息もとまるほどの裸身のはじらいが...   そのようなヴィナスの息もとまるほどの裸身のはじらいがの読み方
太宰治 「斜陽」

...はじらいながら寄り添った咲きかけの薔薇(ばら)...   はじらいながら寄り添った咲きかけの薔薇の読み方
太宰治 「新ハムレット」

...はじらいがちの予感が...   はじらいがちの予感がの読み方
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」

...はじらいの感情をもって想像できるだけだったが...   はじらいの感情をもって想像できるだけだったがの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」

...昂然(こうぜん)たるはじらいのうちに...   昂然たるはじらいのうちにの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...何か尊敬とはじらいのようなものにかられて...   何か尊敬とはじらいのようなものにかられての読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...はじらいと反抗心がさまたげずにはおくまい...   はじらいと反抗心がさまたげずにはおくまいの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...愛嬌からくるはじらいをこめて...   愛嬌からくるはじらいをこめての読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...はじらいと絶望におちいるのであった...   はじらいと絶望におちいるのであったの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...雪のように白き顔少しはじらいて...   雪のように白き顔少しはじらいての読み方
三宅花圃 「藪の鶯」

...童心のような羞恥(はじらい)のあるのをながめて...   童心のような羞恥のあるのをながめての読み方
吉川英治 「三国志」

...もうはじらいを知りそめて...   もうはじらいを知りそめての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...……はて?」思い出せない顔すると、大助は佐渡のその眉を仰いで、「もはや父が、疾(と)くに捨て去りました名にござりますが、関ヶ原の戦いまでは、真田左衛門佐(さなださえもんのすけ)と名乗りおりました者で」「やあ?」と、愕然(がくぜん)、「では真田殿――あの幸村(ゆきむら)殿のことか」「はい」「其許は御子息か」「はい……」と、大助は、その逞しい体に似合わず、はじらい顔に、「けさほど、父の住居(すまい)へ、ふと立寄りました青巌寺の坊さまのおうわさに、ご登山のよしを知り、ご微行(びこう)とは伺いましたなれど、他ならぬお方のたまたまなご通過――それに道とてもこの麓(ふもと)のお通りがかり、何も、おもてなしはござりませぬが柴の門べで、粗茶一ぷく、さし上げたいと父が申しまする...   ……はて?」思い出せない顔すると、大助は佐渡のその眉を仰いで、「もはや父が、疾くに捨て去りました名にござりますが、関ヶ原の戦いまでは、真田左衛門佐と名乗りおりました者で」「やあ?」と、愕然、「では真田殿――あの幸村殿のことか」「はい」「其許は御子息か」「はい……」と、大助は、その逞しい体に似合わず、はじらい顔に、「けさほど、父の住居へ、ふと立寄りました青巌寺の坊さまのおうわさに、ご登山のよしを知り、ご微行とは伺いましたなれど、他ならぬお方のたまたまなご通過――それに道とてもこの麓のお通りがかり、何も、おもてなしはござりませぬが柴の門べで、粗茶一ぷく、さし上げたいと父が申しまするの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「はじらい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「はじらい」


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