...みつみつし 久米の子らが垣下(もと)に植(う)ゑし山椒(はじかみ)二六...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...茶の葉を蒸して臼(うす)に入れてつき、団子として、米、薑(はじかみ)、塩、橘皮(きっぴ)、香料、牛乳等、時には葱(ねぎ)とともに煮るのであった...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...まるで薑(はじかみ)や肉桂の辛烈舌を刺すやうなのを味はつたやうに...
薄田泣菫 「独楽園」
...実際紫蘇や、茗荷や、はじかみや、そんなものの折り重つて生え繁つてゐるこの勝手口には、間のぬけた、辛味のきかない、愚者(おろかもの)のぼんつく蓼の一本ぐらゐあつた方がよかつた...
薄田泣菫 「独楽園」
......
武田祐吉 「古事記」
......
武田祐吉 「古事記」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...これは酢売と薑売(はじかみうり)との事であつて二人が互ひに自分の売物に勿体(もったい)をつけるといふ趣向である...
正岡子規 「病牀六尺」
...かならず紫芽(しげ)の薑(はじかみ)をツマに添えるという...
吉川英治 「三国志」
...薑(はじかみ)ヶ原(はら)まで...
吉川英治 「新書太閤記」
...薑(はじかみ)ヶ原では...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索