...重吉は小説などを読んでいるだけに武夫のはしゃぐのにも「男」を感じ...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...はしゃぐのであった...
海野十三 「暗号音盤事件」
...はしゃぐ気分をそこない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...」「あまりはしゃぐなよ...
太宰治 「雌に就いて」
...「はしゃぐ」が笑い騒ぐ事で...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...狭い人通りのない路(みち)ゆえ子供のはしゃぐ声がよくきこえる...
中勘助 「妹の死」
...朝比奈をギュウと言わせてやりさえすれば胸が透(す)くわ」美人連がはしゃぐのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...本を借りないことにしてあるそうでございますよ」とお部屋様がはしゃぐ...
中里介山 「大菩薩峠」
...登を笑わせていよいよはしゃぐ茂太郎...
中里介山 「大菩薩峠」
...いよいよ下手人は人間に決ったぞ」少しばかりはしゃぐガラッ八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もう一度行ってみて下さいな」若旦那金之助は重荷をおろした心持でひどくはしゃぐのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...時にはずいぶんはしゃぐこともある...
久生十蘭 「悪の花束」
...男も女もはしゃぐ絶頂にのぼっているような顔をしていた...
水野葉舟 「遠野へ」
...おせんのはしゃぐのに合わせてきゃっきゃっと躍り跳ねた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...妓たちは凱歌(がいか)にはしゃぐ...
吉川英治 「私本太平記」
...むしろ、(彼は、そう飲(い)けもしない口のくせに、酒の座が好きで、よく飲み、よくはしゃぐが、酔うと、はや他愛のない男だ――)という風に見られている...
吉川英治 「新書太閤記」
...はしゃぐのはちと早過ぎはせんかの」ひどく愛想の悪い男である...
吉川英治 「新書太閤記」
...酔うて若者のようにはしゃぐ老人で...
吉川英治 「源頼朝」
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