...重吉は小説などを読んでいるだけに武夫のはしゃぐのにも「男」を感じ...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...そんなにはしゃぐのは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...本を借りないことにしてあるそうでございますよ」とお部屋様がはしゃぐ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことに夕方が一番はしゃぐ様だ...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...人々の手を拍ち唱いはしゃぐ声が聞える...
中島敦 「南島譚」
...から騒ぎにはしゃぐ了簡(りょうけん)かも知れぬ...
夏目漱石 「野分」
...いよいよ下手人は人間に決ったぞ」少しばかりはしゃぐガラッ八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おおはしゃぎにはしゃぐところなのに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...八景亭といふ宿へつくと、遠足に来た子供みたいな気持になり、はしゃぐ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...京極、明日帰京するとて又寄り、一人ではしゃぐ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...母上と一家揃って、清はしゃぐ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...はしゃぐように彼は云った...
本庄陸男 「石狩川」
...研究会(現在の)では会場の関係ではしゃぐ噺以外後方へ聞こえず...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...急にはしゃぐような声をだした...
山川方夫 「箱の中のあなた」
...はしゃぐ癖にして...
吉川英治 「私本太平記」
...はしゃぐのはちと早過ぎはせんかの」ひどく愛想の悪い男である...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼らはそんなにはしゃぐ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...いつもは夢中になってはしゃぐ犬も...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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