...頻(しきり)にはしゃいでいるのを見た...
芥川龍之介 「上海游記」
...はしゃいでいました...
太宰治 「きりぎりす」
...はしゃいでいらしたわ...
太宰治 「斜陽」
...」とはしゃいで、うで卵をむいて、食べて、口の端に卵の黄味をくっつけ、或(ある)いはきょうは惚(ほ)れられるかも知れぬと、わが家の火の車も一時わすれて、お酒を一本飲み、二本飲みしているうちに、何だかこの芸者、見た事があるような気がして来た...
太宰治 「新釈諸国噺」
...運動選手の如くはしゃいで...
太宰治 「鉄面皮」
...ひどくはしゃいでいる...
太宰治 「パンドラの匣」
...」「さては、いまのは原子トラックかな?」お母さんも、けさは、はしゃいでいる...
太宰治 「パンドラの匣」
...みんなはしゃいで乗っていたろうに……...
永井隆 「この子を残して」
...赤や鬱金(うこん)の木綿の鉢巻きをしてはしゃいでいた...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...なにかひどくはしゃいでいた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...濠洲ウィスキーとお持たせの正宗をチャンポンに飲んではしゃいでいたが...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...つい今し方まであんなにも陽気にはしゃいでいた松谷鶴子は...
久生十蘭 「魔都」
...いつもの五倍もはしゃぎにはしゃいで...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...職人たちはまるではしゃいで笑いつづけた...
「赤い貨車」
...ただ空想と夢想の中ではしゃいでみるばかりである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...魚河岸ではしゃいでいる連中は...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...飲みはしゃいでいた人間どもの方である...
吉川英治 「私本太平記」
...はしゃいでいるのじゃ――開けてみなさい」紹由のことばに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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