...翌日になるとはたしてはがきが来た...
寺田寅彦 「球根」
...始めて活版刷の年賀端書(はがき)というものを印刷させた時は...
寺田寅彦 「年賀状」
...学生は立腹して一(ひと)はがき五拾銭の通信料をもらわるゝ万朝報(よろずちょうほう)の文界(ぶんかい)短信(たんしん)欄(らん)に福富(ふくとみ)源次郎(げんじろう)は発狂したと投書した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...絵はがきや絵本や細工物(さいくもの)が...
豊島与志雄 「街の少年」
...こんどはごまかされやしません」紳士は絵はがきを手でいじくりまわしました...
豊島与志雄 「街の少年」
...机の上に絵はがきがある...
夏目漱石 「三四郎」
...腹のなかではすでに安井の端書(はがき)を手にする時の心持さえ予想した...
夏目漱石 「門」
...腹(はら)のなかでは既(すで)に安井(やすゐ)の端書(はがき)を手(て)にする時(とき)の心持(こゝろもち)さへ豫想(よさう)した...
夏目漱石 「門」
...クリスマスカードや絵はがき等だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...九月二十一日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(演劇「アンナ・カレーニナ」の舞台写真の絵はがき)〕九月二十一日...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何か色の絵はがきを送って上げたいと思って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一月十四日〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(北京・牌楼の写真絵はがき)〕一九四〇・一・一四...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...九月十六日夜〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(ジオラマ筆「墨堤より鐘紡を望む」の絵はがき)〕九月十六日夜...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十月二十七日〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(代筆 福沢一郎筆「海(三)」の絵はがき)〕手紙に書きもらしましたから一寸...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もうやめましょうよ?六月二十一日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(佐伯祐三筆「貧しきカフェー」の絵はがき)〕六月二十一日栗林さんの受取りを...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おみやげに林檎(りんご)畑のえはがきを買って来てくれました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十一月七日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(ユトリロ筆「雪のエグリーズ」の絵はがき)〕十一月七日...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一枚のはがきのことから...
山之口貘 「沖縄帰郷始末記」
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