...自分さへのんきにしてゐれば...
伊藤野枝 「惑ひ」
...のんきに私をよびかけました...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...のんきにして居れ...
太宰治 「困惑の弁」
...のんきに遊んでいるのは...
太宰治 「正義と微笑」
...のんきにしては居られぬ...
太宰治 「正義と微笑」
...「それは僕だってのんきにばかりしているわけではありませんさ...
田山花袋 「田舎教師」
...「どうも少し怪(あや)しいところがあるんじゃが……まアまアこのくらいならとにかく納まる品物だから」などとのんきに眺めていた...
田山花袋 「田舎教師」
...のんきに書店の棚(たな)を見てあるくうちに時々気まぐれに手を延ばして引っぱりだす書物が偶然にもその人にとって最も必要な本であるというようなことになるのではないか...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...「のんきに書くよ...
徳永直 「冬枯れ」
...今では大変のんきに仕合せに暮しているという便りを...
豊島与志雄 「死の前後」
...妹はなにもせずにのんきにお座敷に座っています...
永井隆 「この子を残して」
...のんきに生きている...
野村胡堂 「胡堂百話」
...わたしはのんきに...
長谷川時雨 「こんな二人」
...これで私ものんきに大晦日を迎えたわけでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それからのんきに根津山の新緑の美しさ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ほんとにのんきに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自宅でものんきに女房などにも戯談を言いかけて相手をためすことなどを楽しむ源氏であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...のんきに暮(く)らしているのである...
吉川英治 「神州天馬侠」
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