...のんきに旅をすることができるように...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...のんきにひとねむりするなんて...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...のんきに笑っているはずはありません...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...のんきに遊び育ったのかと思ったら...
太宰治 「帰去来」
...それを気ままにとって食べてのんきに暮すのが山居の楽しみと心得ていましたが...
太宰治 「新釈諸国噺」
...のんきにしては居られぬ...
太宰治 「正義と微笑」
...のんきに結ばれた周さんと私の交友にも...
太宰治 「惜別」
...いのちがけで飲んで飲んで飲みつぶれてゐたのである!夜はのんきに古雑誌(それも主婦の友だ!)を読んでゐたが...
種田山頭火 「其中日記」
...雲雀がのんきにうたつてゐた...
種田山頭火 「松山日記」
...夏休みのある日M君と二人で下高井戸(しもたかいど)のY園という所へ行って半日をはなはだしくのんきに遊んで夕飯を食った...
寺田寅彦 「路傍の草」
...島村はその杯をのんきに受けた...
豊島与志雄 「道化役」
...のんきに生きている...
野村胡堂 「胡堂百話」
...なぎさの光景――文化というものが水ぎわでのんきに官能的に楽しんでいるこのながめは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...のんきにめまぐるしい生活を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...少しのんきになるつもりで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...のんきに眺めて「フムなかなかよい」という工合...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...なんにも考えないでのんきに養生をしましょう...
山本周五郎 「柳橋物語」
...のんきに暮(く)らしているのである...
吉川英治 「神州天馬侠」
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