...のんきな紳士風の人間のように思われ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...君は平気な気持ちでとてつもないのんきな事を考えたりしていた...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...今はそんなのんきなことを言つている時期ではないというかもしれない...
伊丹万作 「余裕のことなど」
...のんきなことをいっている...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...のんきなことがあるものか...
太宰治 「道化の華」
...あんまりのんきな師走の私かな...
種田山頭火 「行乞記」
...私はやさしい母親とのんきな父親とを見た...
田山花袋 「『田舎教師』について」
...またその身ひとりがこの世界中での一番のんきなものでもあるかのように静かにブラリ/\と歩いた...
田山花袋 「日本橋附近」
...一日の時間は自然に定まるという至極のんきな方法を執っていた...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...甘ったるいのんきな調子で...
豊島与志雄 「操守」
...のんきな気持ちで聴いていたが――(じゃあ...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...一方ではのんきなむかしの時代の人は...
羽仁もと子 「親子の愛の完成」
...もうのんきな顔つきはしていなかった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...のんきな画で恐縮と云っていました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...富んでのんきな生活のできている所などはかえって朗らかなものですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...往来はそれはのんきなもの...
柳原白蓮 「私の思い出」
...医者はのんきな商売だとは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...のんきな我等は、この石段の續いた果にまだお寺があるだらうしその一番高い所に在るお寺に泊めて貰はうなどと言ひながらなほ勞れた足を運ばうとしてゐたのであつた...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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