...こののんきな連中は...
海野十三 「宇宙戦隊」
...のんきそうに舞台の上でタバコをすい...
海野十三 「金属人間」
...のんきな顔をしている明智を...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...呑気(のんき)に浪曲か何か唸(うな)っていた...
高見順 「いやな感じ」
...」N君はのんきに...
太宰治 「津軽」
...青年の、のんきな質問に、異様な屈辱を感じて、ぐつと別な涙が、くやし涙が、沸いて出て、それでも思ひ直して、かなしく微笑んだ...
太宰治 「火の鳥」
...「美佐子さんには何も将来の保証がないんだそうじゃないか」「将来の保証が?………」「君も呑気(のんき)だが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...しかし筆子は割りに呑気(のんき)な女でしたから...
谷崎潤一郎 「途上」
...山際では鳩がのんきさうにホウ...
田山録弥 「父親」
...のんきそうにして貧乏な暮らしをするとか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...よく叔母さんの前でそんな呑気(のんき)な事が云えるのね...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...消えた花嫁が三人もあるんだそうだよ」「妙に気が揃ったものですねえ」「そんな暢気(のんき)な事を言っちゃいられない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「水の中の石か何んかでやられたんぢやありませんか」八五郎は一向のんきに片付けてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...須磨では、のんきな、ほんとうに気楽な、水入らずの生活が営まれた...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...あなたの暢気(のんき)にも呆れてしまう...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...木の幹によっかかったりしてのんきらしくしゃべって居る...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...呑気(のんき)ではなかった...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
...極めて暢気(のんき)に登って行くとやがて峠に出た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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