例文・使い方一覧でみる「のろし」の意味

...馬がのろのろしていて... 馬がのろのろしていての読み方
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...むらむらと立つ狼煙（のろし）を合図に... むらむらと立つ狼煙を合図にの読み方
泉鏡花「婦系図」

...なんとか僕らのいる事を教えたいものだ」「のろしでもあげましょうか」「そうだ...
海野十三「恐竜島」

...ふたりながら眠たそうに半分閉じた眼と大儀そうなのろのろした口調でもって...
太宰治「ダス・ゲマイネ」

...『陣中狼火（のろし）の法』のひとつで... 『陣中狼火の法』のひとつでの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...自分の商品の後ろからのろのろしたあしどりで歩みながら... 自分の商品の後ろからのろのろしたあしどりで歩みながらの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳「ディカーニカ近郷夜話　前篇」

...インド大反乱を呼びこんだ狼煙（のろし）のように... インド大反乱を呼びこんだ狼煙のようにの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「死の川」

...それにすぐ古くさい歌やなんか思い出すしまた歌など詠（よ）むのろのろしたような昔（むかし）の人を考えるからどうもいやだ... それにすぐ古くさい歌やなんか思い出すしまた歌など詠むのろのろしたような昔の人を考えるからどうもいやだの読み方
宮沢賢治「或る農学生の日誌」

...のろのろしかやれないもの... のろのろしかやれないものの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...近くでとても逃げられない時はのろのろしてゐるが... 近くでとても逃げられない時はのろのろしてゐるがの読み方
室生犀星「めたん子傳」

...松代藩（まつしろはん）のお狼火方（のろしかた）の藩士が五人ほど出張して秋ぐちまでに作り上げる大仕事を督励（とくれい）していた... 松代藩のお狼火方の藩士が五人ほど出張して秋ぐちまでに作り上げる大仕事を督励していたの読み方
吉川英治「銀河まつり」

...桜山茲俊（これとし）が笠置に応じてのろしをあげ... 桜山茲俊が笠置に応じてのろしをあげの読み方
吉川英治「私本太平記」

...――北条残党ののろしが... ――北条残党ののろしがの読み方
吉川英治「私本太平記」

...狼烟筒（のろしづつ）や火薬をくるんだ網（あみ）風呂敷を斜めに負い... 狼烟筒や火薬をくるんだ網風呂敷を斜めに負いの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...烽火（のろし）が揚りませぬ... 烽火が揚りませぬの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...のろしを打ち揚げて... のろしを打ち揚げての読み方
吉川英治「新書太閤記」

...烽火（のろし）用の爆音が... 烽火用の爆音がの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...轟然（ごうぜん）と一発ののろしが天地をゆすッた... 轟然と一発ののろしが天地をゆすッたの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

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