...すなはち勞働者が資本を増大するためにのみ生活し...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...唯々筑波山のみは樹木鬱蒼として...
大町桂月 「秋の筑波山」
...東京附近、山櫻の見るべきは、小金井のみ也...
大町桂月 「新武藏野の櫻」
...鷹揚の徳といふものも遂に店賃を滞らせることに役立つのみで却つて損となり...
高田保 「貸家を探す話」
...この身はこれまで父君をのみ頼りにして來たのに……父君にさへ離れて...
田山花袋 「道綱の母」
...何時までも近所に姿のみえないおりなどは...
徳田秋声 「あらくれ」
...そして葡萄酒を、自分でものみ、正夫にもすすめます...
豊島与志雄 「白い朝」
...精神生活のみを尊重し...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...一時候文の書簡を嫌つて口語体のみを用ひてゐたことがある...
永井荷風 「来訪者」
...その性情の為(な)した選択へのジャスティフィケイションにのみ注がれるであろう...
中島敦 「狼疾記」
...のみならず袷(あわせ)一枚ではなはだ寒い...
夏目漱石 「坑夫」
...調印させるのみだ」と...
蜷川新 「天皇」
...温浴または温水で洗うのは下半身のみに良い...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...唯(ただ)歌と詩とのみでありました...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...人としてただ技芸のみを知り...
福沢諭吉 「小学教育の事」
......
正岡子規 「読書弁」
...乳のみは無心だが...
吉川英治 「源頼朝」
...三年のみを自ら許したのであった...
和辻哲郎 「孔子」
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