...血があたまにのぼるわけさ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...一歩力を入れてのぼると...
海野十三 「西湖の屍人」
...上にのぼるにつれ...
海野十三 「蠅男」
...あんなにスルスルのぼるなんて思いもよらないことです...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...とても屋根にのぼることはできません...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...これから上へのぼるのは...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...おあにいさまをさしおいてお位にのぼるなぞということは...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...・山はひつそり暮れそめた霧のたちのぼる・サイレンながう鳴りわたる今日のをはりの・病みて一人の朝となり夕となる青葉・雑草咲くや捨つべきものは捨てゝしまうて・草や木や死にそこなうたわたしなれども・五月の空の晴れて風吹く人間はなやむ五月九日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...月がのぼる...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...クリストフは古い書物から立ちのぼる苛辣(からつ)な息吹(いぶ)きに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...つまり何か日付をさかのぼる必要があった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...ちょうど水夫(すいふ)が帆綱(ほづな)をよじのぼるようなぐあいに...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...お石はついに鈴木家を出て京へのぼることになった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...橋場までのぼるのに半刻近くもかかった...
山本周五郎 「風流太平記」
...」いつも旅の思いにつれ口にのぼる芭蕉のそんな句も...
横光利一 「旅愁」
...浅瀬(あさせ)をわたってザブザブと峡の向こうへよじのぼる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...水陸より攻めのぼる)という誓紙も入っていたし...
吉川英治 「新書太閤記」
...数百名にのぼる行旅がえんえんと京都からこの山岳地まで二十日がかりで来たわけだ...
吉川英治 「随筆 新平家」
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ムラサメ