...お日さまがのぼるとすぐ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「野のはくちょう」
...がけをのぼることができません...
海野十三 「電気鳩」
...怪物は煙突の頂上までのぼると...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...四人がギムナジウムの高い屋根にのぼる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...第一篇那須ヶ峰にのぼる煙りのこころあらば雲井につげよ民の心を (明治十七年) 正造第一章乞う...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...土蔵の二階へ馳けのぼるもの...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...提燈の光たよりてのぼる哉旭の嶽に旭見るとて阿武隈本溪と白水川との間の温泉山を攀づ...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...それでも太陽は毎朝のぼるので...
太宰治 「猿面冠者」
...酒もにがくなつた病んで寝てゐる家鴨さわがしい宿・忘れようとするその顔の泣いてゐる(夢)・どうでもよい木の芽を分けのぼる・さみしさ...
種田山頭火 「行乞記」
...小屋から立ちのぼる青い煙を岨道(そばみち)から見上げるのは愉快であった...
寺田寅彦 「花物語」
...よじのぼるに困難な年であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...室の中程から立ちのぼる異様な臭気に打たれました...
中里介山 「大菩薩峠」
...刀がひとりでに動き出して堤(どて)の上へのぼると...
中里介山 「大菩薩峠」
...それはコンクリイトの第二石段にのぼる洞窟(どうくつ)の空虚な境で...
室生犀星 「はるあはれ」
...十三峠をのぼる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...りんりんと かなしい しづかな雲だ白い 路白い 路まつすぐな 杉わたしが のぼる...
八木重吉 「秋の瞳」
...洛陽へのぼるともっぱら沙汰いたしておるが...
吉川英治 「三国志」
...流転三界中(るてんさんがいちゅう)恩愛不能断(おんないふのうだん)……むらさきの糸がのぼるように...
吉川英治 「親鸞」
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