...美しくのぼりました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪だるま」
...再び斜面をのぼりかけた...
海野十三 「恐竜島」
...サッと濛々(もうもう)たる白煙(しろけむり)が室内に立ちのぼりました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...それからいよいよ山姫山へのぼりだした...
海野十三 「少年探偵長」
...何とも知れぬ汚(きたな)らしい襤褸(ぼろ)の数々は旗か幟(のぼり)のやうに両岸(りやうがん)の屋根や窓の上に曝(さら)し出される...
永井荷風 「水 附渡船」
...京阪の間(かん)へ舞いのぼり...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの船印を見ろ」あからひく朝日がのぼりかけ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そこで昇れ/\といふ棒のぼりのゲームを皆してゐるやうな気がする...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼等の小さい股ではとてものぼり切れないということが分ったのだ...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...醉月はおのぼりさんで賑つて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...そのまっ白なイギリス海岸(かいがん)を上流(じょうりゅう)にのぼり...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...みんなは萱(かや)の間の小さなみちを山のほうへ少しのぼりますと...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...その梢(こずえ)によぢのぼりました...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...旗のぼりを翻(ひるがえ)して遊弋(ゆうよく)している七百余艘の兵船は...
吉川英治 「黒田如水」
...そっと寝かしておいてください」なるほど、迎恩橋まで来てみると、旅館は任(じん)の一行で貸切(かしきり)とみえ、旗、幟(のぼり)、牌(かんばん)、造花で縁(ふち)どられた絵像の額(がく)など、たいへんな飾りたてである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...梅若葉に幟(のぼり)の風...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...背が低いので、樹の上にのぼり、梢(こずえ)に腰をかけて、神楽を見ているのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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