...戦前にくらべて犯罪件数は十数倍にのぼり...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...「さあ、のぼりましょう...
海野十三 「怪星ガン」
...あとは重力消去によって噴火口をのぼり...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...がけのぼりのようにしてあがって二階へ...
海野十三 「一坪館」
...菅神この山にのぼりて朝廷(てうてい)を怨(うら)む告文(かうぶん)を天に捧(さゝげ)て祈(いの)り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...ロケット砲の爆煙が映画館のスクリーンから立ちのぼり裏町から 子供もまじえた原爆反対署名の呼び声が反射する一九五〇年八月六日の広島の空を市民の不安に光りを撒き墓地の沈黙に影を映しながら...
峠三吉 「原爆詩集」
...さきには胸甲騎兵らがよじのぼり今はイギリス兵の集団に満たされているその坂の麓(ふもと)に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ようやく西にのぼり...
中里介山 「大菩薩峠」
...辷(すべ)ってまたのぼり...
中里介山 「大菩薩峠」
...「水害援助金募集」と書いた大きい幟(のぼり)が垂れ下っていた...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...一歩をさかのぼりてそもそも勝つとはなんであるかと考えてみたい...
新渡戸稲造 「自警録」
...登戸(のぼりと)といふ名前だつた...
林芙美子 「浮雲」
...二人は階段をのぼり...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...私達は兎のやうに丘を駆けのぼりはじめた...
牧野信一 「心象風景」
...二度とは同じ形にのぼりません...
三好達治 「測量船拾遺」
...すぐにも都にのぼりたかった...
室生犀星 「津の国人」
...登口(のぼりくち)に鳥居(とりい)立ち...
柳田国男 「遠野物語」
...初め岡の麓から崖ぞいの道をのぼりかかった時...
和辻哲郎 「夢」
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