...彼はどうにかその縁をよじのぼり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...暗(くらい)い木(き)の上(うえ)を雲(くも)の様(よう)に立(た)ちのぼりました...
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen 菊池寛訳 「醜い家鴨の子」
...牧場や稲田から静かに狭霧(さぎり)が立ちのぼり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ああ今終(つひ)に月はのぼりぬ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...その数が三千人にのぼります...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...クイーン・メリー号がのぼりはじめたというラジオのアナウンスがあると...
海野十三 「海底大陸」
...壮途にのぼりながら...
海野十三 「火薬船」
...鬼仏洞のある坂道をのぼり始めたのであった...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...木のぼりの名人をよんできて...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...波の上を東に向かっておのぼりになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
......
関口存男 「移轍(Anakoluth)」
...村々には鯉幟(こいのぼり)がなびいている...
中里介山 「山道」
...ゲレンデのそれよりもはるかにのぼりやすいようだ...
早川鮎子 「穂高岳屏風岩にて」
...太陽は再びのぼり花々は地に咲きあふれ...
原民喜 「鎮魂歌」
...大滝の手前の涸沢を十五米ほどのぼり...
久生十蘭 「一の倉沢」
...なにか陰暗とした気がたちのぼり...
久生十蘭 「ノア」
...神西君が僕のことを山のぼりなどしたやうに書いたものだから...
堀辰雄 「近況」
...うちの二人と寿江子とてっちゃんの一家とで稲田登戸(いなだのぼりと)の山の青葉の蔭へ寝ころがりに出かけます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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