...社会ののけ者にされている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...のけ者扱いにされるんじゃないのか...
梅崎春生 「狂い凧」
...みんなは別に彼をのけ者にもせずに遊んでくれたので...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...のけ者にされている子供の方へまっすぐに進んで行った...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...人々は彼をのけ者にしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気味を悪がってのけ者あつかいにしている...
中里介山 「大菩薩峠」
...のけ者にされちや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...のけ者にされちゃ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あなたはこのわたしをさっぱりとのけ者にするわけにはいきません...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...私をのけ者にして居る様な様子ですから...
平出修 「逆徒」
...そして自分だけがそれからのけ者にされはしないかと心配した...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...のけ者や、ツキのない連中で、いま時分(じぶん)でも起きている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...変な風に自分の妻をのけ者にするといふ風に...
牧野信一 「毒気」
...うらみがましく眺めるばかりだ――のけ者にせられて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...淋(さび)しくのけ者になって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...世間からのけ者にされた...
山本周五郎 「さぶ」
...――おれは、のけ者だ...
山本周五郎 「花も刀も」
...われ一人(ひとり)のけ者の如(ごと)し...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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