...がまんしてねんねしてちょうだいね...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「イーダちゃんのお花」
...年々(ねんねん)酸漿(ほおずき)が紅くなる頃になると...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いつまで待ったら帰るでしょう」ねんねんねんねんねんねんよねんねのお守はどこへいたお山を越えて里越えてそうしてお家へいつ帰るの……女は蝋涙(ろうるい)のような涙を袖でふいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...お雪ちゃん……もしねんねが生れたら...
中里介山 「大菩薩峠」
...よくねんねしていますね...
中里介山 「大菩薩峠」
...お空に 虹の輪虹の橋ねんねん する児が皆渡る...
野口雨情 「未刊童謡」
...子供をおんぶしてねんねこを着て――」「おッ...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...玉ちやんはからつきしねんねで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ顔を赤らめることも知らないほどのねんねだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八端(はったん)のねんねこを引っかけて...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...弟をねんねでおんぶした仲働きが...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...ねんねしておいで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...おそらくねんねこの中へ顔を埋められ圧しつけられたためだろう...
宮本百合子 「石を投ぐるもの」
...さ、ねんねよう、おころりよ、筑波のお山に火が付いたあ、火が付いた、烏が三匹焼け死んで、その子の烏が言うことに、言うことに……(しかし長く尾を引っぱったお咲の泣き声は止もうとはせぬ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...そして細帯一つでねんねこ半纏(はんてん)を羽織って...
森鴎外 「雁」
...ひとりでねんねこにくるまれて泣いていたの...
山本周五郎 「柳橋物語」
...ねんねんよ、ねんねんよ、梅雨(つうゆ)のおあめも寝ておくれ、いゝ子の坊やはねんねした...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...ねんねこで孫を負んぶした佐藤八三さんという二人の古老が現われ...
吉川英治 「随筆 新平家」
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