...壁に寄せた塗棚(ぬりだな)に据置(すえお)いた...
泉鏡花 「印度更紗」
...ほかの南瓜にあつた花粉をぬりつけて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...』筑波根(つくばね)の東聲(あづまごゑ)して、『天(あめ)の宮(みや)、御使(みつか)ひ姫(ひめ)は汝(な)こそあれ、われは國造(くにつこ)、高翔(たかが)くる日(ひ)の羽車(はぐるま)をともなひて、朝(あさ)なゆふなに七度(ななたび)の國見(くにみ)の反身(そりみ)、『汝(な)が希望(のぞみ)、あくがれ、吟咏(ながめ)、高(たか)わらひ、努力(ぬりき)、若(わか)やぎ、また愛(あい)の華座(けざ)はここに...
薄田淳介 「白羊宮」
...白ぬりの舟の進水式が出来ないので...
豊島与志雄 「ふしぎな池」
...岸の上なる水茶屋には赤き塗盆(ぬりぼん)手にして佇立(たたず)む茶汲(ちゃくみ)の娘もろとも...
永井荷風 「江戸芸術論」
...其(その)赤塗(あかぬり)の表(おもて)には名宛(なあて)も何(なに)も書(か)かないで...
夏目漱石 「それから」
...枕元(まくらもと)の朱塗(しゆぬり)の盆(ぼん)に散藥(さんやく)の袋(ふくろ)と洋杯(こつぷ)が載(の)つてゐて...
夏目漱石 「門」
...芥子粉(からしこ)を湯でこねて足にべつたりぬりつけて見たり...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...塗物(ぬりもの)もあり...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...塗(ぬり)に手堅い所があり...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...私は青ペンキ塗(ぬり)の門の中へ這入った...
夢野久作 「暗黒公使」
...最前の浴場を含んだ青ペンキ塗(ぬり)...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...×人は黒黒(くろぐろ)ぬり消せどすかして見える底の金(きん)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...塗箪笥(ぬりだんす)の小ひきだしから...
吉川英治 「新書太閤記」
...平たい塗筥(ぬりばこ)である...
吉川英治 「親鸞」
...鞍馬へは持って行かなんだとみえる」水びたしになった塗筥(ぬりばこ)や...
吉川英治 「親鸞」
...溜塗(ためぬり)の長い鞘(さや)を...
吉川英治 「八寒道中」
...寿福寺の丹塗(にぬり)の伽藍(がらん)が...
吉川英治 「源頼朝」
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