...そこには死が蛆(うじ)のようににょろにょろとうごめいているのが見えた...
有島武郎 「或る女」
...にょろにょろわき出ているようなものでした...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...すると缶の中からにょろにょろと甘いおつゆが煙のように出てきた...
海野十三 「火星探険」
...にょろにょろしていて...
海野十三 「火星兵団」
...にょろにょろした茶褐色(ちゃかっしょく)の棒が...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...にょろにょろと外へでてきた熱い熱いコーヒーだった...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...にょろにょろと外へはいだしたのだ...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...その蛇がにょろにょろと這(は)いだして来て女の前へ集まって来た...
田中貢太郎 「蟇の血」
...これは」庭の右の隅になった楓の老木の根方に一疋(ぴき)の蛇がにょろにょろと這(は)っているところであった...
田中貢太郎 「春心」
...蛇は二人の正面になった柾の方へにょろにょろと這(は)っていた...
田中貢太郎 「春心」
...スクリーンに現われた地図の上を一本の光の線で示された鉄路の触手がにょろにょろと南に延びて行ってヒマラヤの北に近づくを見た...
寺田寅彦 「北氷洋の氷の割れる音」
...にょろにょろと小さいみみずが出てきました...
林芙美子 「龜さん」
......
八木重吉 「貧しき信徒」
...久慈は腐った筵を引き剥いだ後からにょろにょろ現れて来る青い蜥蜴を見付け出すように...
横光利一 「旅愁」
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