...縁台の前へにょっきりと...
泉鏡花 「海異記」
...にょっきり生えていなければならないはずですね...
海野十三 「火星兵団」
...にょっきりたっているのだ...
海野十三 「恐竜島」
...にょっきりと立っているのが見えてきた...
海野十三 「少年探偵長」
...さびついた赤い船底までがにょっきり上にあがってきた...
海野十三 「大空魔艦」
...両腕が肘(ひじ)ちかく迄にょっきり出るのです...
太宰治 「恥」
...先(ま)ずにょっきりとそのしなしなした二本の腕を真っ直(す)ぐに伸ばし...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...やがて気味悪い頭が通気口からにょっきり出てきた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...すると一人の子供がにょっきり棒立ちになった...
本庄陸男 「白い壁」
...ところが虎の陽物翹然(にょっきり)口に近きを見...
南方熊楠 「十二支考」
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