...父はにやにや笑ったぎり...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...急ににやにや笑ひ出しました...
芥川龍之介 「杜子春」
...こっちを見てにやにや笑っている体の大きい士官の顔!あ...
海野十三 「太平洋魔城」
...にやにや笑うだけで言葉もかえさず...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...にやにやと笑いました...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...プラス・ヴアンドームの広つ場にはナポレオンの像が金持の次男のやうな顔をしてにやにや笑つてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...……」私はにやにや笑つていた...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...にやにや笑っている...
太宰治 「花火」
...一つ御賞翫(ごしょうがん)なすってみていただきてえ」と言ってにやにやしながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...誠太郎はやっぱりにやにやしていた...
夏目漱石 「それから」
...わざと顔をそむけてにやにやと笑った...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...彦太郎もにやにやと笑い...
火野葦平 「糞尿譚」
...問題の提出者はにやにや笑ひながら――彼は非常に病気の軽い男だつた――作者を眺めて...
北條民雄 「キリスト者の告白」
...にやにやとうす笑いをうかべた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...何かにやにや笑っている...
吉川英治 「新書太閤記」
...にやにやと眼を右側へ転じて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...にやにやしながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...他の刑事がにやにやわらいながら部屋に這入ってくると...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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