...しかしこのはなばなしいにぎわいも長い間ではない...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...地の中のにぎわいは大したものですよ...
海野十三 「三十年後の東京」
...たいへんなにぎわいです...
海野十三 「電気鳩」
...背中合わせの暗黒街がにぎわい始め...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...東一番丁の夜のにぎわいは格別で...
太宰治 「惜別」
...単純な充実(じゅうじつ)した生活をする農家が今勝誇(かちほこ)る麦秋の賑合(にぎわい)の中に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...世間のにぎわいをよそにして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ある種の不健全なにぎわいは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人込みやにぎわいを避けるとか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その街道は大へんなにぎわいでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...一夜明くれば初春迎ふる色里の賑(にぎわい)を見せて...
永井荷風 「江戸芸術論」
...天保十三年浅草山(あさくさやま)の宿(しゅく)に移転を命ぜられし江戸三座劇場の賑(にぎわい)も...
永井荷風 「江戸芸術論」
...或は「オトメ街」或は「賑本通(にぎわいほんどおり)」など書いた灯がついている...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...増補)枯木の美と怪ことわざに「枯木も山のにぎわい」という...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...酒宴のにぎわいが陽気らしくはじまったころ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...線香の赤い帯紙が妙なにぎわいを店頭に与えている花屋の角へ出た...
「朝の風」
...まるでプラアテル同様な賑(にぎわい)です...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...なんとすばらしいにぎわいではないか...
吉川英治 「神州天馬侠」
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