...すると上も下もにぎやかになってきました...
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」
...お城の中でにぎやかにうたったり...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...さびれていた道がにぎやかになり...
梅崎春生 「幻化」
...がらがらッとにぎやかに雑音を出したものだから...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...村の処女会の人々がにぎやかに神社の境内を洒掃してゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...そこに露店だの小興行の肆(みせ)だのがにぎやかに並んでいて...
田山花袋 「日本橋附近」
...にぎやかにこうぎやうしました...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...盆栽(ぼんさい)を並べた窓の外の往来には簾越(すだれご)しに下駄(げた)の音職人(しょくにん)の鼻唄(はなうた)人の話声がにぎやかに聞え出す...
永井荷風 「すみだ川」
...第三者より見(み)てにぎやかにおもしろく...
新渡戸稲造 「自警録」
...今はまだ五時なのに早くも廊下の両側がにぎやかになったということと...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...またにぎやかになって集りの騒音が沸き上がったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...できるだけにぎやかにして...
久生十蘭 「キャラコさん」
...にぎやかにしているので...
久生十蘭 「無月物語」
...にぎやかに、踊りながら、紅白だんだらの幔幕(まんまく)の内側を、ぐるぐる廻る...
火野葦平 「花と龍」
...顔に、庖丁で、二つ三つ、傷でも、こさえとかにゃあ」小方たちは、そんなことをいいあっては、にぎやかに、げらげらと、笑った...
火野葦平 「花と龍」
...葉頭など今にぎやかに見ゆれど...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...漁船が海をにぎやかにしていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...にぎやかに帰った...
吉川英治 「三国志」
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