...なまじっかな楽な暮しをしたばかりに...
有島武郎 「星座」
...……なまじっか蘆(あし)がばらばらだから...
泉鏡花 「薄紅梅」
...」と口の裡(うち)で云って、歩行(ある)き歩行き、「ほんとうに機嫌を直して、貴女、御世話下さい、なまじっか、貴女にお便り申したために、今更独(ひとり)じゃ心細くってどうすることも出来ません...
泉鏡花 「婦系図」
...なまじっか、おとななんかより、子どものほうがすばしっこいし、相手がゆだんするから、きっとうまくいくと思いますよ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...なまじっかなところではとてもあぶないので...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...この世の中というものは、何時(いつ)思いも掛けぬ災難が降りかかってくるかわからぬ、一寸先は闇の世界だから、なまじっか、野心なぞ起さずに、もう東京へもどこへも行かないで、どこか北海道の涯(はて)へでも行って君太郎と一緒に世帯を持って生涯を送ってしまおうかと、胸の迫るような感慨に打たれたのであった...
橘外男 「生不動」
...なまじっか大一座で行ったばっかりに私は余計赤っ恥をかいてしまって...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...なまじっか、律儀に、ご尊名などを聞かなければ、雲州侯(うんしゅうこう)も手玉に取った、御数寄屋(おすきや)坊主の宗俊が、蔭間(かげま)茶屋通いの、上野東叡山(とうえいざん)の生臭(なまぐさ)か、そんなことに頓着なく、「ハイ、有難う御座います」で、百文も失わずに済んだではないか...
辰野九紫 「青バスの女」
...矜(ほこ)りある知識人を君は土方にするというのか!」「なまじっか矜りがあって反抗でもしたら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...しかしなまじっか学問なんか噛(かじ)りちらすより...
徳田秋声 「縮図」
...なまじっか女学校などに勤めていたため私は...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...なまじっか連れがあって...
豊島与志雄 「私の信条」
...そうかも知れんぞ――なまじっか...
直木三十五 「南国太平記」
...なまじっか昔金沢(かなざわ)で中村皓さんの『名墨墨色図鑑』などを見せてもらって...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...なまじっか字なんか知っていると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なまじっか、俺が余計な事を言ったから、お役人方も吉五郎を許す気になったんだ、手柄はやはり金太兄哥のだよ」平次はガラッ八を眼で誘って、滑るように外に出ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「――なまじっか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なまじっかな場所だと...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
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