...元気にやっていればなによりのことだった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...なによりの常識読本(じょうしきどくほん)だ...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...フェライラとの秘密通信がなによりもの証拠で...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それがこのさいなによりも肝要である...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...お元気でなによりですと...
田中英光 「オリンポスの果実」
...なによりおれのだいじにしている...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...なによりも先ず解剖...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...それは私たち兄弟のなによりの楽しみで烏のくるのを気にしては追ひにいつた...
中勘助 「銀の匙」
...あたしの縁をお米につがせてくださることがなによりのあたしの供養...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...なによりメイが戻ってくる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...なによりもわたしに入り用なものは...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...なによりでした」「あんたも――」兩方でシンミリと見合つた...
三好十郎 「肌の匂い」
...なによりも私が「約束を守り...
山川方夫 「愛のごとく」
...なにしろ、郷里の沖縄を出て十六年目ぐらいのことではあり、結婚したばかりのことではあり、生れてはじめて手にしてみた印税という金であったりしたせいでもあったろうが、なによりもまず、最初の詩集であったことが、ぼくをして声はりあげさせて泣かせたのであった...
山之口貘 「声をあげて泣く」
...それがなによりも誇りがましい任務だったろう...
山本周五郎 「青べか物語」
...金之助にはそれがなにより気懸りだったが...
山本周五郎 「落ち梅記」
...負うて帰ってくれぬか」「なによりの儀にござります...
吉川英治 「親鸞」
...――働いて儲(もう)けたらきっとなにより先に返す...
吉川英治 「宮本武蔵」
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