例文・使い方一覧でみる「なじみ」の意味


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...おなじみがいに、教えてあげましたから、それ相当の用心をしないと、あぶのうござんすよって...   おなじみがいに、教えてあげましたから、それ相当の用心をしないと、あぶのうござんすよっての読み方
芥川龍之介 「偸盗」

...おなじみの高い塔(とう)と...   おなじみの高い塔との読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」

...幼馴染(をさななじみ)の浪漫的(ロマンチツク)――優しい虫の音は続いて聞えた――それも暫時(しばし)...   幼馴染の浪漫的――優しい虫の音は続いて聞えた――それも暫時の読み方
石川啄木 「氷屋の旗」

...豫(かね)ての馴染(なじみ)でよく知(し)つた...   豫ての馴染でよく知つたの読み方
泉鏡太郎 「一席話」

...登樓が出來ないから自分のなじみのゐるあちらこちらの格子さきに立ち...   登樓が出來ないから自分のなじみのゐるあちらこちらの格子さきに立ちの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...それを取巻く風景には馴染(なじみ)がない...   それを取巻く風景には馴染がないの読み方
梅崎春生 「幻化」

...あまり馴染(なじみ)ではないが手近いところで酒場ペチカの扉を押して入った...   あまり馴染ではないが手近いところで酒場ペチカの扉を押して入ったの読み方
海野十三 「地球発狂事件」

...新村氏とはみんな深い昵懇(なじみ)であつたが...   新村氏とはみんな深い昵懇であつたがの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...お馴染(なじみ)のお客とも付かず離れずの呼吸でやらしたいから...   お馴染のお客とも付かず離れずの呼吸でやらしたいからの読み方
徳田秋声 「縮図」

...常に歩きつけているなじみの場所である...   常に歩きつけているなじみの場所であるの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...ここの渡し守のおやじとも疾(と)うからなじみで...   ここの渡し守のおやじとも疾うからなじみでの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...土地の人にさっぱり顔馴染(かおなじみ)がないのみならず...   土地の人にさっぱり顔馴染がないのみならずの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その路は馴染(なじみ)のある土地であった...   その路は馴染のある土地であったの読み方
長谷川時雨 「樋口一葉」

...わたしのむかしに返ったおなじみの姿(すがた)を見ると...   わたしのむかしに返ったおなじみの姿を見るとの読み方
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」

...ヴィタミンABCでなじみぶかい理研のコンツェルンは...   ヴィタミンABCでなじみぶかい理研のコンツェルンはの読み方
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」

...次第になじみの深くなるにしたがい...   次第になじみの深くなるにしたがいの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...深夜はよくわかるその声音に私はとうとうなじみを持ったが...   深夜はよくわかるその声音に私はとうとうなじみを持ったがの読み方
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」

...かねて顔馳染(かおなじみ)である案内者に迎えられた...   かねて顔馳染である案内者に迎えられたの読み方
百瀬慎太郎 「案内人風景」

「なじみ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「なじみ」

「なじみ」の英語の意味


ランダム例文:
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