例文・使い方一覧でみる「なかなか」の意味
スポンサーリンク...これもまた英国の反抗に出遇ってなかなか容易に志を達することが出来ない... 
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...百両の調達はなかなか容易ではなかつたので...
薄田泣菫 「小壺狩」
...なかなか悲愁断腸のものが在ったのではないでしょうか...
太宰治 「女の決闘」
...なかなか話がつかないのは今日に限ったことではないのだが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...食物などもなかなかめったなものは食わなかった...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...現実の精神へはなかなか高まり難い...
豊島与志雄 「神話と青春との復活」
...その学問――ことに能登守と同じく海外の事情や砲術にかけてなかなかの新知識の人であることを了解していました...
中里介山 「大菩薩峠」
...なかなか使える先生がありますよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...これはなかなか面白い事件であって...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...何が本当の勉強になるかなかなか簡単には分らないものだ」という話をされた...
中谷宇吉郎 「私の履歴書」
...いつまで待ってもなかなか現われなかった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...検事の馭者はなかなか経験のつんだ奴らしく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...なかなか御尻を持上げ無い...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...私はなかなか名案のつもりでしたし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...なかなかお前は悧巧だ...
室生犀星 「幼年時代」
...兩方で懸引をし合つてゐるところがなかなか面白いのです――と...
吉川英治 「折々の記」
...なかなか景趣に富み...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...前人気はなかなかよい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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