例文・使い方一覧でみる「なお更」の意味


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...なお更これから先きも手許に置いて面倒を見てやりたいが...   なお更これから先きも手許に置いて面倒を見てやりたいがの読み方
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」

...西は当時の露語科の教師古川常一郎の義弟であったからなお更益々(ますます)交誼を厚くした...   西は当時の露語科の教師古川常一郎の義弟であったからなお更益々交誼を厚くしたの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...悪人の巣窟だとすれば、なお更のことだ...   悪人の巣窟だとすれば、なお更のことだの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...なお更それを聞きたいものだて...   なお更それを聞きたいものだての読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...従ってなお更に必然的に動くよりほかに働きようがないからであり...   従ってなお更に必然的に動くよりほかに働きようがないからでありの読み方
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」

...いわんや革命の歌マルセイエーズや軍隊解放の歌アンテルナショナルを称(とな)えしめるためではなお更ない...   いわんや革命の歌マルセイエーズや軍隊解放の歌アンテルナショナルを称えしめるためではなお更ないの読み方
永井荷風 「監獄署の裏」

...なお更に先生は嬉しくて堪(たま)らないのである...   なお更に先生は嬉しくて堪らないのであるの読み方
永井荷風 「妾宅」

...この辺の土地をばよく知っている身には全く狐につままれたよりもなお更不思議な思(おもい)がして...   この辺の土地をばよく知っている身には全く狐につままれたよりもなお更不思議な思がしての読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...なお更忍びがたい侮辱である...   なお更忍びがたい侮辱であるの読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...血色のいい顔色はなお更赧(あか)らみ...   血色のいい顔色はなお更赧らみの読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...そして是非この前の女をたのむという事になればなお更断りにくい...   そして是非この前の女をたのむという事になればなお更断りにくいの読み方
永井荷風 「ひかげの花」

...十二月も早や二十日過ぎなので、電車の馳(は)せ行く麹町(こうじまち)の大通りには、松竹(まつたけ)の注目飾(しめかざ)り、鬼灯提灯(ほおずきちょうちん)、引幕(ひきまく)、高張(たかはり)、幟(のぼり)や旗のさまざまが、汚(よご)れた瓦(かわら)屋根と、新築した家の生々(なまなま)しい木の板とに対照して、少しの調和もない混乱をば、なお更無残に、三時過ぎの日光(ひかげ)が斜めに眩(まぶ)しく照(てら)している...   十二月も早や二十日過ぎなので、電車の馳せ行く麹町の大通りには、松竹の注目飾り、鬼灯提灯、引幕、高張、幟や旗のさまざまが、汚れた瓦屋根と、新築した家の生々しい木の板とに対照して、少しの調和もない混乱をば、なお更無残に、三時過ぎの日光が斜めに眩しく照しているの読み方
永井荷風 「深川の唄」

...寒さは富士おろしの烈しく吹きあれる日よりもなお更身にしみ...   寒さは富士おろしの烈しく吹きあれる日よりもなお更身にしみの読み方
永井荷風 「雪の日」

...子供とはいかぬ迄もまるで年下の吉田に云うことはなお更はずかしいことだった...   子供とはいかぬ迄もまるで年下の吉田に云うことはなお更はずかしいことだったの読み方
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」

...冬はなお更ものうい...   冬はなお更ものういの読み方
宮本百合子 「田舎風なヒューモレスク」

...なお更口真似は出来ない...   なお更口真似は出来ないの読み方
宮本百合子 「刻々」

...幸い今ひとつ縁談もあることでございますから」「それならなお更のことだ...   幸い今ひとつ縁談もあることでございますから」「それならなお更のことだの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...嫡子(ちゃくし)であればなお更に」「もとより人の親として子には...   嫡子であればなお更に」「もとより人の親として子にはの読み方
吉川英治 「黒田如水」

「なお更」の書き方・書き順

いろんなフォントで「なお更」


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