例文・使い方一覧でみる「どんなに」の意味

...そうなったら！　私はどんなに仕合せだろう... そうなったら！　私はどんなに仕合せだろうの読み方
太宰治「駈込み訴え」

...どんなに有難（ありがた）いかわからない... どんなに有難いかわからないの読み方
太宰治「女生徒」

...どんなに桁（けた）はずれな高値をも即座に肯定して... どんなに桁はずれな高値をも即座に肯定しての読み方
谷譲次「踊る地平線」

...どんなにぼくは嬉しいでしょう！　宮廷音楽長の午餐（ごさん）に欠けられたについて... どんなにぼくは嬉しいでしょう！　宮廷音楽長の午餐に欠けられたについての読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...どんなに美（うつく）しい生活（せいくわつ）だか知（し）れないな... どんなに美しい生活だか知れないなの読み方
南部修太郎「夢」

...どんなに熱心に捏造し... どんなに熱心に捏造しの読み方
デイビッド・ヒューム　David Hume 井上基志訳「人間本性論（人性論）」

...墓の中に自分がいてもお前たちに役立つことができたら私はどんなにか幸福だろう！そうなるはずならば――悦んで私は死に向かって行こう...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン　Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン　Romain Rolland 片山敏彦訳「ベートーヴェンの生涯」

...どんなにそのコヂれた感情の為に苦しむでゐるかといふ... どんなにそのコヂれた感情の為に苦しむでゐるかといふの読み方
牧野信一「坂道の孤独参昧」

...どんなに熱心に探し索めても私はその影だに見出すこともなかつたのである...
牧野信一「その村を憶ひて」

...ソヴェトで労働大衆とプロレタリア作家とがどんなに有機的に手を結び...
宮本百合子「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」

...どんなに生活の現実の刻々に切実かということが感じられて... どんなに生活の現実の刻々に切実かということが感じられての読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...世間からどんなにインチキだと思われている劇団の本だって... 世間からどんなにインチキだと思われている劇団の本だっての読み方
三好十郎「好日」

...わたしもどんなにか元気好くけなしただろう... わたしもどんなにか元気好くけなしただろうの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...どんなにうずもれ隠れた霊魂でも... どんなにうずもれ隠れた霊魂でもの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...伝統にはどんなに深い叡智が含まれてゐるであらう... 伝統にはどんなに深い叡智が含まれてゐるであらうの読み方
柳宗悦「和紙の教へ」

...どんなに叱られるかと思い思い楽屋へ這入ると... どんなに叱られるかと思い思い楽屋へ這入るとの読み方
夢野久作「梅津只圓翁伝」

...どんなに故人もうれしいかわかりますまい... どんなに故人もうれしいかわかりますまいの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...あなたが泣くと僕はあなたという人がどんなに正直な美しい心を持った女であるか分るんだ...
吉行エイスケ「女百貨店」

「どんなに」の書き方・書き順