例文・使い方一覧でみる「どろどろした」の意味
スポンサーリンク...パルプ（どろどろしたもの）を細かい馬毛の篩を通す... 
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物（1820）」
...その代り何だか妙にどろどろしたものや...
海野十三 「東京要塞」
...微赤いどろどろした物が附いていて...
田中貢太郎 「死体を喫う学生」
...それは青いどろどろしたものであったが...
田中貢太郎 「水面に浮んだ女」
...老僧は痩（や）せてひょろひょろした体に鼠（ねずみ）色のどろどろした法衣（ころも）をつけていた...
田中貢太郎 「山寺の怪」
...どろどろした彼の苦悩が...
徳田秋声 「仮装人物」
...髪の毛から眼の下へかけて一面に褐色のどろどろした液体で被はれてゐる...
富永太郎 「ゆふべみた夢（Etude）」
...どろどろしたわる臭い堀に打ちこんだ杭には青苔がいつぱいもりあがつてゐる...
中勘助 「銀の匙」
...どろどろした呻きの声であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...かなり透明などろどろした液になる...
中谷宇吉郎 「雪の化石２」
...どろどろした蕎麦湯を奥さんの見ている前で飲みました...
夏目漱石 「こころ」
...彼は醋（す）の臭のする黄色いどろどろしたものを毎日局部に塗って座敷に寐ていた...
夏目漱石 「道草」
...いやな肉塊のどろどろした血のりが...
林芙美子 「浮雲」
...どろどろした赤黒い重油が...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...どす黒い、どろどろした、おまけに嘔吐（へど）を吐いてもまだたまらないやうな悪臭を発散してゐるのだ...
北條民雄 「鬼神」
...2390そのどろどろした物を掻き交ぜているのはなんだい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...どろどろした赤い土が...
夢野久作 「暗黒公使」
...どろどろした液体を...
吉川英治 「平の将門」
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