...その谺(こだま)は少時(しばらく)の間あたりにどよめいている...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...すべてが沈黙して暗中にどよめいている時...
中里介山 「大菩薩峠」
...海鳴(うみなり)のように砲声がどよめいている...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...劇場全体が拍手喝采でどよめいている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...あわてて荷を出そうとどよめいているのだと思った...
宮本百合子 「田舎風なヒューモレスク」
...階下にどよめいている兵たちが...
吉川英治 「三国志」
...笑いどよめいているふうだった...
吉川英治 「私本太平記」
...彼方(かなた)にどよめいている明智勢にたいして...
吉川英治 「新書太閤記」
...わいわいと馬鹿話に笑いどよめいている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やや背すじの寒さを感じてどよめいていると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一方では笑いどよめいているといった体(てい)たらくである...
吉川英治 「源頼朝」
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