...それでも彼(かれ)には触(さわ)らずにどぶんと水(みず)の中(なか)に跳(と)び込(こ)んでしまいました...
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen 菊池寛訳 「醜い家鴨の子」
...どぶんどぶんと沈める競争が始まった...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...耳のうしろでどぶんどぶんと音のするものがあって...
海野十三 「太平洋魔城」
...ぽちゃんともどぶんとも音がしない...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...どぶんと水に入るものあり...
大町桂月 「十和田湖」
...どぶんとほりわりへさかおとしに落ちこみました...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...そこから鐘をどぶんと投げこみました...
鈴木三重吉 「湖水の鐘」
...どぶんと泉の中へ入りました...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...「人間のかわりに亀がいる」亀はその声に驚いたように、どぶん、どぶんと、池の中に滑りこんでいきました...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...ところへ二十五六の薄い髯(ひげ)を生(は)やした男がどぶんと飛び込んだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どぶんと水の中に落ちて...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...どぶんどぶんと打ちよせて来て...
林芙美子 「朝夕」
...みんなが浮かんできてからじぶんもどぶんとはいって行きました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...」と言いながらまっさきにどぶんと淵(ふち)へとび込みました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...どぶんと逆(さかさ)まに淵へ飛びこんだ...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...どぶんと逆(さかさ)まに淵へ飛(と)びこんだ...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...水の中へどぶんと投げ込み...
柳田国男 「雪国の春」
...馬が横倒しにどぶんと水の中へはまりよったら見い...
横光利一 「南北」
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