例文・使い方一覧でみる「どの」の意味

...高さ二間ほどの堤防があるので... 高さ二間ほどの堤防があるのでの読み方
石川欣一「比島投降記」

...どうしたのか――船に故障でもあつたのか――午前中はどの新聞も来なかつた...
種田山頭火「松山日記」

...組合員との連絡などの仕事を受持つ様になった... 組合員との連絡などの仕事を受持つ様になったの読み方
戸田豊子「鋳物工場」

...火先は一粁ほどのところへまで寄せてきました... 火先は一粁ほどのところへまで寄せてきましたの読み方
豊島与志雄「古木」

...コーヒーやバタやハムなどの朝食の盆をもってきていた... コーヒーやバタやハムなどの朝食の盆をもってきていたの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...それほどの実力もなかつた... それほどの実力もなかつたの読み方
蜷川新「天皇」

...羅馬（ローマ）字採用または新字製造などの遼遠（りょうえん）なる論は知らず... 羅馬字採用または新字製造などの遼遠なる論は知らずの読み方
正岡子規「墨汁一滴」

...市民のそれとの妥協などのいきさつが... 市民のそれとの妥協などのいきさつがの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...傘紙などの需用は... 傘紙などの需用はの読み方
柳宗悦「手仕事の日本」

...主税がなんと云った」――関どのが申されますには... 主税がなんと云った」――関どのが申されますにはの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...張飛どのと、ほか十八騎の味方がやって来られるのだ」と、大声で伝えてきた...
吉川英治「三国志」

...美濃の斎藤道三（さいとうどうさん）どのと... 美濃の斎藤道三どのとの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...（――寧子（ねね）どのを妻に）と... どのを妻に）との読み方
吉川英治「新書太閤記」

...何ほどのことでもありますまい」「いうな... 何ほどのことでもありますまい」「いうなの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...ご主人撲天（はくてんちょう）李応（りおう）どのへ拝姿をえたく伺った事... ご主人撲天李応どのへ拝姿をえたく伺った事の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...盛遠殿（もりとおどの）」と呼びかけた旅商人（たびあきゅうど）がある... 盛遠殿」と呼びかけた旅商人があるの読み方
吉川英治「親鸞」

...「ええ、むごいことを、おぬしら何しやるのじゃ、この者へ」弥次馬は、理を弁（わきま）えずに、「婆どの...
吉川英治「宮本武蔵」

...私はそれほどの期待もかけず... 私はそれほどの期待もかけずの読み方
和辻哲郎「巨椋池の蓮」

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