...松川第二トンネルで用もない山のどてっ腹にもぐり込み...
石川欣一 「山を思う」
...どてっ腹に風穴(かざあな)をあけるぞ」「へい...
海野十三 「恐竜島」
...沈没商船のどてっ腹を破ると...
海野十三 「太平洋魔城」
...煉瓦のどてっ腹に大きな穴があいて...
高見順 「いやな感じ」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...晩餐会で腹をかかえて哄笑(こうしょう)するのもキュラソのビンで自分の肖像のどてっ腹に穴をあけるのも...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...自分もちゃんと燕尾服を着こんで髮を捲き縮らせた姿でですな――やにわにぐさりとばかり新郎のどてっ腹へ小刀を突きたてた――ゴルベンコはひとたまりもなくどうと倒れるって騷ぎなんですよ! それが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...彼奴(あいつ)のどてっ腹を蹴破(けやぶ)ってやれ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ええあのどてっ腹を蹴破(けやぶ)ってでもやりたい!」彼女は寝台から飛びおり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...本船のどてっ腹へその頭か...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...あの途轍もなく大きなサモワールそっくりのどてっ腹をしていたが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
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広海大治 「サガレンの浮浪者」
...どてっ腹(ぱら)を切りはじめました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「オオカミと七ひきの子ヤギ」
...どてっ腹へこいつをおんめえ申すぞ」成信はやっぱり黙っていた...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
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