...わたしは、ふたをして、その箱の上に、どっかと、腰(こし)をおろしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人形つかい」
...椅子にどっかと腰を下ろしたとき...
海野十三 「宇宙尖兵」
...どっかと廻転椅子の上にこしをおろした...
海野十三 「海底大陸」
...彼は椅子にどっかと尻を据え...
海野十三 「地獄の使者」
...どっかと粗末な椅子に腰をかけていた...
海野十三 「大空魔艦」
...どっかと身をなげかけた...
海野十三 「爆薬の花籠」
...醤油の空樽(あきだる)にどっかと腰かけて...
高見順 「いやな感じ」
...その上にどっかとあぐらを掻(か)いて坐り...
太宰治 「薄明」
...寝台(しんだい)にどっかと胡坐(あぐら)をかき...
田中英光 「オリンポスの果実」
...彼はどっかと胡坐をかいた...
豊島与志雄 「田園の幻」
...どっかと川(かわ)ばたの草(くさ)の上(うえ)に腰(こし)をおろし...
新美南吉 「花のき村と盗人たち」
...大雨のように思うのさ……」どっかと胡坐を組むと...
林芙美子 「帯広まで」
...どっかと自分の寝箱の中へ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ミーファが個室の隅にどっかと座り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...警部は椅子にどっかと座り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...そうしてどっかと椅子に腰を卸(おろ)してポケットから葉巻を出して火を点(つ)けている...
夢野久作 「暗黒公使」
...どっかと石段に腰をすえて...
吉川英治 「親鸞」
...客間には滝田樗陰(たきたちょいん)がどっかとすわって...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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