...連合国側の軍備はどしどし増加するに反してドイツ側はなかなか思うように行かなかった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...どしどし工場や住宅を建築するんだが...
犬田卯 「荒蕪地」
...刺身だの酢の物だのをどしどし注文したり...
梅崎春生 「Sの背中」
...この瓦斯(ガス)をどしどし流してしまわねばいかん...
大阪圭吉 「坑鬼」
...讀む本がなくなればたけは村の日曜學校などから子供の本をどしどし借りて來て私に讀ませた...
太宰治 「思ひ出」
...細かな点はどしどしはぶいて...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...どしどし直していった...
豊島与志雄 「黒点」
...花を売ったお金はどしどしたまってくるし...
豊島与志雄 「天狗の鼻」
...だんろに薪(まき)をどしどしたきます...
豊島与志雄 「山の別荘の少年」
...自分に従わないものをどしどしと征服して行くのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...どしどし問返すのは...
中島敦 「弟子」
...魚は陸へどしどしあがって来る...
林芙美子 「新版 放浪記」
...収穫の方は前々(まえまえ)どおりにどしどし集まって来た...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...従って流通界にどしどし吸収されてしまったのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...やがてどしどし輸送して来よう...
吉川英治 「私本太平記」
...美味(うま)い料理(もの)をどしどし持ってこい」卓の賑わう間を...
吉川英治 「新・水滸伝」
...若い者はどしどしと...
吉川英治 「山浦清麿」
...教えをひそかに人の心に植えつけるためには教義書がどしどし印刷されなくてはならぬ...
和辻哲郎 「鎖国」
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